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May 01, 2005

富田勲 on NHK

tomitaonnhk「新日本紀行ふたたび」が僕の中でマイブーム。昨年どうしてもあのテーマ音楽が聞きたくなり方々探して音源を入手したという話は以前書いた。あれは虫の報せだったのか、そうしたらNHKの今年4月の番組改編で「新日本紀行ふたたび」が放送され始めたのだ。嬉しい。帯広幸福駅を巡る32年の物語からスタートした新番組、毎週観ているが今後の企画が楽しみだ。この話題、昭和30年代~40年代に生まれの人々にはかなりホットらしく、この@AZABU-JUBANのウェブログもアクセスが増えている。やっぱりみんな、日本のこと、時間のこと、自らのこと、いろいろ考えるんだね。(笑)
 話は変わって、富田勲氏によるテーマ音楽について再考。実は昨年末に探した音源は有名な「新日本紀行」のテーマだけでも3つある。
 ①大友直人指揮/東京交響楽団(RCA/BVCF-1525)
 ②オリジナル音源(実際に番組で放送されていた音源)
 ③富田勲指揮/千葉県少年少女オーケストラ
演奏と録音が一番優れているのは①なのだが、②③にもそれぞれ捨てがたい魅力がある。②のオリジナル音源の演奏時間は57秒。この57秒分は①~③に共通なのだが、①③はそれぞれ中間部を「日本の素顔」「祭りの笛」などの別パートをコラージュしているためスコアはまったく異なっている。楽曲として聴くには③の作曲者自身が指揮したものが一番良い。民謡風の中間部から主旋律が再現され、それにパーカッションがリズムをつけて主旋律が戻っていく部分などは素晴らしい出来だ。この②③を収めるCDが「TOMITA ON NHK」である。これ、面白いCDなのでお奨めしたい。RCA版には「ジャングル大帝」「リボンの騎士」など、これまた思い出深い名曲が並ぶが、一方の「TOMITA ON NHK」も負けてはいない。皆さんは「今日の料理」の有名なあのテーマも富田勲作品であることを知っていただろうか?もちろん僕は知らなかった。他に1978年作曲の「ニュース解説」のテーマ。「天と地と」「新・平家物語」「勝海舟」「聖徳太子」と大河ドラマのテーマが続く。何のことはない、NHK音楽って富田勲作品集なのだ。(笑)
 このマイブームの副産物でG.ホルスト作曲「組曲惑星」も改めて聴いてみた。うーん。こちらは初めて聴いた時のインパクトはないなあ。もはや古さが隠せない。「木星」中間部の英国民謡調の旋律も、いまや平原綾香やら川井郁子やらでさんざんカバーされちゃってすっかり有名。その旋律を宇宙人の「ペポピーピペポーパ」ではちょっとなあ。。。富田勲作品の真骨頂は一連のシンセサイザミュージックではなくNHKテーマ音楽にあったのだ。納得。

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