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June 07, 2006

ドミニカ、夢と荒野

第二次世界大戦後の引上げによる人口増。
それを吸収できなかった当時の日本政府は、
大規模なドミニカ共和国への移民政策を打ち出した。
それに応えて彼の地の移住した人々。
しかし、そこは夢の地ではなく、荒れ果てた野だった。
苦渋の数十年。
祖国による理不尽な仕打ちに対しての起訴。
今日、東京高裁による審判が下された。
国の責任は認めつつも、事実上の時効を宣した判決。
「祖国とは一体何なんでしょうね」
原告団の言葉は重い。
荒地を「日本国民の誇りを持って耕作した」という彼ら。
「日本国民の誇り」「祖国」いずれも、現在の日本人の口から
そうそうこぼれる言葉ではない。
こんな人々を裏切って、そのまま済ませてよい訳がない。
ハンセン病被害者への対応と同様、政府の動きを期待したい。

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Comments

 当時の調査不足のなか移民政策を強引に推進した当時の日本政府の役人を擁護する気はありませんが、あの移住者の方々は、国費で「帰国する」か「南米の他の国に転住する」選択を与えられたのですよ。トルヒージョ元帥がクーデターで妥当されて、混乱した際に。

 それを知った上で、Upされているのですか?

 それを敢えて居残って、40年後になって31億円賠償請求するっていう感覚もいかがかと。

Posted by: Brisa de Mar | June 15, 2006 at 09:00 AM

恥ずかしながら、この件のバックグランドは
まだ知悉せずに時事としてアップしました。
少々マスメディアの論調に追従しすぎでしたね。
反省いたします。
もう少し裁判の経緯も含めて調べてみることにします。
ご指摘ありがとうございました。

Posted by: umi | June 15, 2006 at 09:07 AM

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