« October 2007 | Main | December 2007 »

November 23, 2007

黒いマナー

Kuroimanner珍しく妻が買った本。
出張中にパラパラと捲ってみた。
酒井順子の毒は相変わらずです。
『負け犬の遠吠え』もそうですが、
面白い、共感できる、けど、
読後感がなんつうか、悪い。(笑)
しかしそれも大事なことなのだろうな。
何も晴れ晴れとした気持ちになることだけが
求められているわけではないし。
何と言うか、ちょっと大げさだけど
人間というものの業や哀しさを感じます。
ある種の諦めとともに。

自慢のマナーのところが面白かった。
ブログが自我の拡張であることは百も承知。
自分のデジタル化、「あちら側」に自分を残す作業って
自分の痕跡を遺したいという哀しい欲望なのかもしれない。
だとすれば自慢は誰もが避けて通れない業のようなものだろう。
自分のデジタル化は、あちら側への「自分遺産」づくり。
それをたくさんの人が始めているんだね。
面白い世の中だね。
これから、どうなっていくのかな。

中島義道の本でも、『親友交歓』を引いて、
郷里の友人に「威張るな!」と囁かれた
太宰治のエピソードを紹介している。
高橋源一郎も同様のことを書いている。
曰く「書く人」はその時点で既に「書かない人」を傷つけている、と。
ブログ人口は平成18年3月段階で868万人だそうだが、
それでも「書かない人」の方がずっと多い。

大したことではないにせよ、「書く人」はそんなことも知っておいていいのかな。
黒いマナーを読んで改めて思った。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 21, 2007

恵比寿 飛騨屋 双六

某社のお偉い様から呼び出されて恵比寿。
5月オープン、一風堂の隣の新店。
生ビール飲みつつ、ちょこちょこつついて。
某社経営戦略やら、古美術がらみの企画など。

 有機野菜を味噌で。
 焼き味噌
 肉豆腐
 モツ焼き

飛騨牛とそのモツ料理が売りと思しきこのお店。
モダンだけどウォームな雰囲気は結構いい。
でも、恵比寿まで行くことは少ないからなあ。。。

●恵比寿 飛騨屋 双六
渋谷区広尾1-3-13/03-3444-8668/日曜休

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 15, 2007

アンリ・ベルクソンの哲学

Jikantojiyuu仕事を切り上げて、とある研究会に参加。
少し遅れて会場に入る。
今日の論題はベルクソンの哲学。

 「空間」と「時間」
 「延長」と「持続」
 「量」と「質」

ベルクソンの哲学はカントを下敷きにしており、
これをキチンと読んでいない僕にはキツい。
しかもカントを理解するには、デカルトを理解していないと。
ということでまったく分からず沈没。(笑)
しかし、数量化するという行為と
本質を把握するという行為はいつも僕の仕事の中にある。
質の差異の把握が数量化とどう異なるか、
という点においていろいろと刺激になった。
面白かったけど、知恵熱出そう。(笑)
この他、「三匹のこぶた」を題材としたイメージと日常生活に
ついての考察は僕にとってブランド論に通じる新しい発見があった。
うーむ、仕事にすごーく役立ちそう。
研究会の皆さま、どうもありがとうございます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 11, 2007

JBL on station micro

Onstationmicro先日購入したon station II
妻のサロン専用にしたこともあり、
再度、寝室のスピーカーを検討。
結局11月5日に発売された、
on station microにした。
USBでPCとも接続可能。
単4型乾電池にも対応しているので、
旅行などにも持って行けるし、
キャリングケースも付属。
ACアダプターは随分小型になった。
音は相変わらず繊細でこの価格なら十分。
結構いい感じ。

| | Comments (180) | TrackBack (0)

November 09, 2007

東京フィル第743回定期演奏会

チョン・ミュンフンを迎えてフォーレのレクイエムとは期待の高まるプログラム。いつもどおり、チケットを受け取ってからオー・バカナルで軽く食事。その後、サントリーホールに入る。今日の席は1階中央だ。音楽監督がゆったりと登場してスターターはR.シュトラウスの「ドン・ファン」。全奏での出だしからオーケストラの張りがいい。今日の東京フィルは調子が良さそうである。しかしながらR.シュトラウスの音楽も個性的である。特に弦楽が奏でる音型に特徴がある。諧謔的と評される所以。とはいえ演奏会の感想を書き留めることが目的なので詳細はまた書くことにして先へ。

2曲目はブルッフのヴァイオリン協奏曲。ソリストは21歳のハン・ソージン。初めて聴くヴァイオリニストである。指揮のチョン・ミュンフンの姉チョン・キョンファにヴァイオリンを師事している。まだ若くあどけない表情。しかしそのヴァイオリンの音色は個性的なものだ。ヴィブラートも特徴的だし、そのフレージングが極めて特徴的で所謂こぶしの利いたものだ。オーケストラも時折合わせにくそうな印象を受ける。野性的と表現しても言いかもしれない。例えて言うならば、元ちとせ。歌い方から個性的なのだ。しかしそこはチョン・ミュンフン。この野生児の個性を引き出しながら、ありふれたブルッフではない、少し不安定で面白い音楽を作り上げている。特に第二楽章。ゆったりとしたヴァイオリンに変わると、ハンのヴァイオリンの妙な歌が味わいに変わってくる。第一楽章のときの違和感が魅力的な歌に変わったのだ。東京フィルの弦楽もこのヴァイオリニストと呼吸が整って来たように感じる。実に美しく印象的な楽章だった。終楽章はまずまず、しかしコーダも落ち着いて弾きこなし立派な演奏だった。拍手。カーテンコールは続き、アンコールにイザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番。これが素晴らしかった。協奏曲よりもソロヴァイオリンを聴きたい人だ。

幕間はマイクの準備が入り20分。今日の演奏会は録音されるようだ。チョン・ミュンフンでフォーレ。彼はフランスはオペラバスティーユの音楽監督を勤めていたこともあり、フランス音楽にも造詣が深い。ベルリオーズの幻想交響曲などは極めて良い演奏で、シャルル・ミュンシュの演奏以上に最近はヘビーローテーションで聴いている。メシアンの演奏もいい。そのチョン・ミュンフンのフォーレはレクイエム。これは素晴らしい演奏だった。近年稀に見る名演だったと思う。東京オペラシンガーズのコーラスがまた素晴らしい。入祭唱とキリエの最初の声。Requiem aeternam.......の導入の素晴らしいピアニッシモ。これを呟きのように歌わせたとき、新しいサントリーホールは素晴らしい音響に包まれた。何と深く美しい合唱だろう。この瞬間から、僕は神が近くにいるように感じた。コーラスは本当に素晴らしく、オーケストラも安定した演奏でこれに応えた。独唱のソプラノとバリトンも良かった。特にソプラノが良かったように思う。バリトンはフィッシャー・ディースカウの歌が頭にこびりついているからやや不利か。リベラ・メでは意識的にアゴーギグとデュナーミクを揺らしてやや劇的な演奏としていた。普段僕はこうした演奏を好まないが、今日の素晴らしい演奏をより個性的で印象深いものとしたのはこの歌い方だったように思う。チョン・ミュンフンの勝ちだ。第7曲「天国にて」の終末、オルガンの響き。その余韻に浸ることが出来たのは今宵の聴衆がよかったということだろう。非常に素晴らしい演奏会だった。

●演奏曲目
   交響詩ドン・ファン(リヒャルト・シュトラウス)
   ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26(マックス・ブルッフ)
   レクイエム作品48(ガブリエル・フォーレ)

●演奏
   チョン・ミュンフン(指揮)
   ハン・ソージン(ヴァイオリン)
   佐々木典子(ソプラノ)
   三原剛(バリトン)
   東京オペラシンガーズ(合唱)
   東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 07, 2007

小沢一郎、留任。

しかも泣きながら。
もはや何をか言わんや。
しかし当面は、こんな民主党を支えざるを得ない。
辛いところである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 04, 2007

小沢一郎、辞任?

ネットで見た文字に目を疑った。
安倍晋三のリタイアに続き、小沢一郎突然のリタイア。
前回もその稚拙な論理に驚いたが、
それを上回る老人の暴挙、その幼稚さに目眩すら覚える。
なんと愚かな人々がこの国を動かしていることか。
究極の追従戦略か?
小沢一郎という政治家はこれで終わるのか。
だとしたら、何のためにこの人は政治家になったのだろう?
結局自らが政権を実質的に担当することなく、
これで政治家として幕となっていいのだろうか?
僕は以前からこの人を信用していなかったが、
二大政党制を望む国民の声を完全に無視した実に愚かな決断だ。
民主党がいまだ脆弱であることなど百も承知。
しかし責任が不明確となる大連立など、国民が望む姿ではない。
民主党には党内の再構築を強く望みたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ヴェルディのレクイエム

東京フィル、チャリティコンサート。
大賀典雄指揮、ヴェルディのレクイエム。
場所は懐かしの上野は東京文化会館。
本日16時開演。
残念ながら行けません。
ご近所でどなたかこれから上野まで
聴きにいける方、ご連絡くださいませ。
ってムリだよね、やっぱり。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« October 2007 | Main | December 2007 »